Stuk

Stuk:使い倒したくなる便利ワードを初級者向けに深堀り!

オランダ語を話してると、stukという単語によく出会います。

便利で使いやすい単語なので取り入れやすいです。とはいえ、色々なシーンで聞きすぎて、自分がいざ使うときに「あれ、どう使うんだったっけ?」と感じる部分もあるので、自信を持って使えるよう、ポイントを整理します。

  1. stuk の基本イメージ
  2. 数量を表す stukken と stuks
  3. 形容詞の stuk:「壊れた」
  4. 程度を表す stuk
  5. 文書・作品としての stuk
  6. Aan één stuk door
  7. まとめ
  8. 参考サイト

stuk には、「全体から切り出された一部」という感覚があります。

  • een stuk brood = パン一切れ
  • in stukken breken = ばらばらに割る

など。実際にはそこから多くの意味が派生していますので、見ていきましょう。

stuk は「1つ分」「1点」「1個」といった数量単位としても使われます。

  • Tweestukken stof tegen elkaar leggen = 二枚の布を重なるように置く
  • Twee stukjes taart = ケーキ二切れ

小さいものを数える場合、指小辞stukje・stukjesを使うこともできます。

数量を表すとき、複数形はstukken と stuks 両方が存在します。
そして、この役割は同じではありません!

  • stukken:ふつうの複数形。かたまりから切り出された「断片」「部分」がいくつあるか。twee stukken papier = 紙2枚、紙の2つの断片、drie stukkjes brood スライスパン3枚など。リンゴも、切り分けてあればtwee stukken (stukjes) appel となります(一般的には een apel, twee appelsとなるでしょう)。
  • stuks:数量単位としての形。「何個・何点」という数え方。複製されたものを数えるイメージです。または、概念的なもの(複数形にならない名詞)を数えるときにも使います。

  • een doos met 100 stuks pennen = ペン100本入りの箱
  • twee euro per stuk = 1個あたり2ユーロ
  • We moeten elke dag twee stuks fruit en 250 gram groente eten. Zijn twee mandarijnen twee stuks fruit? 

よく1日2つの果物と250gの野菜を食べるべしといいますが、2つのミカンは2つの果物といえるのか?この記事のポイントはいい例ですね。Fruit果物は概念的な名詞で複数形を取らないので、stuksを使って数えています。ミカンは具体物なので、een mandarijn, twee mandarijnenということになります。ちなみに記事によると果物2つはだいたい合わせて200gを想定していて、りんご、バナナ、オレンジあたりは1個100gですが、みかんはそれより小さいため2個で100gが平均、ということのようです。

つまり、stukken は「実体としての複数」、stuks は「数えるための単位」と理解すると分かりやすいです。また、stuk以外の数え方もありますし、こちらの記事ではきれいな文にしたい場合はstukを使わない、置き換えられる単語を使うと言及しています(例えば、上記でペンの例を挙げましたが、100 stuks pennenと数えるのではなく、100 pennenで良いということになります)。

stuk は名詞だけでなく、形容詞として「壊れた」「故障した」という意味でも非常によく使われます。

  • Mijn fiets is stuk. = 自転車が壊れている。

ここから派生した動詞が stukgaan です。

  • Mijn laptop is gisteren stukgegaan. = 昨日ノートPCが壊れた。
  • De printer gaat steeds stuk. = プリンターがよく壊れる。

Stukは「程度の差」を表すこともあります。

よくある表現

  • Ik voel me een stuk beter = (体調は)かなり良くなりました
  • Hij is stukken ouder = だいぶ年上

ニュアンスの違い(年齢の例)

  • Een stukje ouder ちょっとだけ年上・1~2歳以上
  • Een stuk ouder 少し年上・4~5歳以上
  • Stukken ouder だいぶ年上・10歳以上

この用法は、比較表現と相性が良いので、会話の中で取り入れてみましょう。

stuk には、「一片」から離れて、文書・資料・作品という意味もあります。Woorden.org では、de stukken voor de vergadering doorlezen の stukken が「会議資料」、Beethoven heeft veel stukken voor piano geschreven の stukken が「作品・曲」を表しています 。

  • de stukken voor de vergadering = 会議資料
  • juridische stukken = 法的書類 juridische documenten
  • een muziekstuk = 楽曲
  • een toneelstuk = 戯曲、芝居

この意味は、ビジネス、行政、芸術の話題で出てきます。stuk は、日常語であると同時に、実務語としてもかなり重要な単語です。

Woorden.org では、aan één stuk door を zonder onderbreking「中断なく、ずっと」と説明しています 。

  • Hij praatte aan één stuk door. = 彼はずっとしゃべり続けた。
  • Het regende uren aan één stuk door. = 雨が何時間も降り続いた。

stukの使われるシーンについて、以下の例を取り上げました。

  • 一片・一部:een stuk taart
  • 数量単位:100 stuksper stuk
  • 壊れた:Mijn fiets is stuk
  • 程度の強調:een stuk beterstukken ouder
  • 文書・作品:de stukken voor de vergadering, muziekstuk
  • 慣用句:aan één stuk door

これ以外にも、Woorden.orgには様々な用法が挙げられていますので、ぜひご覧ください。

https://nl.wiktionary.org/wiki/stuk

https://nl.wiktionary.org/wiki/stukgaan

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です